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気まぐれ魔女のホリスティック・ビューティ日記

五感で癒すこころとカラダ 「HOLISTIC * BEAUTY STUDIO」 から贈る日々のできごと。                            漢方、薬膳レシピ、アロマ、カラーセラピーなど “五感” を織りまぜてお届けします。

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丹は、赤。

子供の頃から本が好き。

雑誌なんかは、立ち読みで済ますことが多いのですが、
仕事に関する本、プライベイトで楽しむ本、
本屋さんにはかなりお世話になっております。。。。笑


今回、購入した本で一番のお気に入りは
本
一番上にのっている 陳舜臣さん の 『弥縫録 (びほうろく) 』。

私はハードカバーで買ったのだけど、
中公文庫から単行本も出ているようです。


中国の名言集なのですが、
漢詩のような小難しい言葉ではなく、

たとえば
「食指がうごく」 とか
「完璧」 とか
日本人にとっても、ふだんの生活で馴染みの深い言葉が多く、


ああ、日本の文化は、
中国の影響がほんとうに大きいのだな、と感心することしきり。

最近の中国は、いったいどこへ行こうとしているのか
かつて、世界の一大文明を築いた壮大な智恵を思うと、
これも宇宙の栄枯盛衰のひとつなのかな~ と。


そんなことにも思いをはせながら、


眠る前などに、ぱらぱらとめくっては、
心を休ませるのに、うってつけの一冊となりました。




まだ、全部を読んではいないけれど、

心に残ったのが 「丹精競わず (たんせいきそわず)」。

言葉の意味は、陳舜臣さんがとてもよい文章で
紹介してくださっているので、わたしの駄文は割愛するとして、


「丹」とは、赤 を指すのだそうな。

というのも、
丹という字は、「井」のなかに点を打ったカタチから来ており、
井戸を深く掘って、その底にようやく一点、
見つけ出される赤礦(せきこう)を表現しているそうです。

いってみれば「丹」という字は、
赤い鉱石の貴重さをあらわしているんですね。


色関係の仕事をしているせいもあって、
書籍のなかに、色名が出てくると、私のアタマはピピピッと反応します・笑

へえ~、
はあ~、

と言いつつ、読みすすんでいくと、


お薬などに「丹」という字が、よく使われているのも、
むかし、不老不死の薬は、鉱物性のものを精錬してできる、と
信じられていたからだそう。

なぜなら、植物にも動物にも命の限りがあり、
そんなものから「不死」の薬ができるはずがない、と。

逆に、石は永遠に石であり、
この永遠の存在を使ってこそ、「不老不死」が得られるだろうと
考えられていたそうです。


なるほど~
そうだったのか~

と、これまた、漢方を齧った私には興味深いエピソードで
うなづくことしきり。


そういえば、西洋の錬金術も、対象は石だったなあ~と
今度は、西洋史にアタマがぐるぐる。





最近は、本を読む人が少なくなったと
あちこちで云われていますが、


逆に、こういう広い知識を 静かな文章にする作家さんも
少なくなった、というか、隅に追いやられている感がして、
すごく残念です。







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| カラーパンクチャー&色彩心理/視覚 | 13:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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